■コールセンターへの「エアロシールド」導入の背景
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、テレワークが推奨されている中、顧客情報等の機密性の高い情報を取り扱うコールセンターでは、情報漏洩リスク、オペレーター業務フロー変更、システムの変更等様々な課題があり、テレワークの実現は難しいのが現状です。
さらに新型コロナウイルス感染症対策として密閉・密集・密接の「3密」を避ける行動の徹底が必要とされていますが、多くのオペレーターが電話対応を行うコールセンターでは「3密」状態の回避は非常に難しく、クラスターの発生しやすい環境として懸念されています。
長期化する新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、働く従業員の安全を守るための空気環境対策として、MPG大分コールセンター様に紫外線照射装置「エアロシールド」を導入いただき、2020年9月26日(土)に太平トレーディングが設置いたしました。
今回設置いただいた、MPG大分コールセンター様では、従業員の出勤時の体温チェック、手指消毒の徹底、マスクの着用、定期的な換気、ブース間仕切の設置、独食の推奨など、様々な感染症対策をされております。加えて、空気環境対策として紫外線照射装置「エアロシールド」を設置いただくことで、従業員の方々がより安心して働けるよう、お役に立てればと考えています。
■MPG大分コールセンター様への紫外線照射装置「エアロシールド」設置風景
■UVGI(紫外線照射装置)「エアロシールド」について
エアロシールドは、紫外線の中でも最も効果が高いとされているUV-C(紫外線C波)を照射し、高さ2.1m以上の天井付近に紫外線ゾーンを作り、屋内で起こる空気の自然対流を利用して空気中の浮遊菌を減少させます。人がいる空間でも24時間常時安全に空気環境対策が可能な製品です。
紫外線照射方式(UVGI)はCDC(米国疾病対策センター)発行の「医療機関における結核菌の伝播予防のためのガイドライン」でも空気環境対策に有効な空気清浄法として推奨されています。